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ince 21 SEP. 1997
コラム

マスター・スクーバ・ダイバーへの道(AOW)

お上手ダイバーになるためには、たくさんダイビングをして経験を積み、スキルアップしていかないといけません。しかし、ただ闇雲に潜ればよいかと言えばそうでも無いようです。

「オープン・ウォーター・ダイバー(OW)」は、水深18mまでのダイビングをする事が出来ます。石垣島でマンタを見るだけなら、それでもなんとかなりますが、ダイビングの楽しみを広げるためには、さらに深い水深40mまで潜ることの出来る「アドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー(AOW)」という認定が必要になります。(もちろん、私が目指す「マスター・スクーバ・ダイバー」になるためにも、必要です。)

と言っても基本的に必要なスキルは「OW」と同じです。そのため、「AWO」の講習は、講習というよりも色々と新しいダイビングを体験するファンダイビングの様なものです。(もちろん、学科講習はありますよ。試験はありませんけどね。)

実際に海での経験が必要なダイビングを「5ダイブ」行いますので、プールでの実習はありません。(基本的にはダイバーなんだからあたりまえですが)「5ダイブ」は、いくつかのスペシャルティの中から自分で選びます。ただし、18m以上の深さを体験する「ディープダイブ」と、水中でコンパスや地形を頼りに目的地を目指す「コンパスナビゲーション」は必須です。私は、ほかに「中性浮力」と「水中写真」「ボートダイブ」を選びました。

「ディープダイブ」では、水深が深くなるほどに周りが青くなっていくのを感じました。実際、水中ではどんどん青色ばかりの世界になっていきます。理屈でわかっていましたが実際見たらおどろきです。青いと思っていた魚や珊瑚に、ライトを当てると鮮やかな赤や黄色が見えてびっくりです。

「ボートダイブ」では、ボートから飛び込みます。もちろん下は海ですから危険は無い(少ない?)のですが、いざ飛び込むとなると結構怖いです。

「コンパスナビゲーション」で一番驚いたというかタメになったのは、コンパスを見過ぎないということでした。コンパスばっかり見て泳いでいると思ったところに行けないんですね。水の中では、コンパスは補助的に使うんですよ。

「中性浮力は」は、ダイバーにとって永遠のテーマです。水中で浮きも沈みもしない状態は、私にとって夢のまた夢ですが、いつかきっと出来る日が来ますよね。

「水中カメラ」では、デジカメで写真を撮りました。写真なんて、携帯のカメラぐらいしか使ったことが無いのでとまどいましたけど、結構いい感じの写真が撮れましたよ。(自画自賛?)

お魚

そんなこんなで、ダイビングを楽しみながら無事「AOW」がとれました。これで私も「MSD(マスター・スクーバ・ダイバー)」に一歩近付きました。目標は遙か彼方ですけど、貴重な一歩ですよね。

コラム情報
タイトル
マスター・スクーバ・ダイバーへの道(AOW)
コラムニスト
Key
掲載日
2008/8/18
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