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ince 21 SEP. 1997
コラム

マスター・スクーバ・ダイバーへの道(エグジット)

ダイビングは、スクーバ機材を使って水中で呼吸をします。簡単に言えば、背負っているタンクの空気を吸って呼吸をしているということですから、タンクの空気が無くなったら、呼吸が出来なくなってしまいます。ですから、タンクの空気が無くなる前に水上に戻らないといけません。あたりまえですけど。

40分〜60分程度のダイビングを楽しんだら船に戻ります。水面から船に上がるには、通常、ラダーを使います。

デザート

船から降ろされたラダーを使って登ります。フィンを履いたままだと、ラダーをうまく登れないので、ラダーに捕まってフィンを脱いでから上がりますが、場合によってはフィンを履いたまま上がることもあります。

水の中にいると結構体力を奪われるので、ボートに戻ってきた時には、結構疲れています。水の中ではほとんど重さを感じなかった機材も、水面に出るとその重さがズッシリと肩に腰に掛かってきます。その重さを背負ってボートに上がるのは、結構大変です。で、そんな苦労を和らいでくれるのがこのエグジット方法です。

デザート

水中でくつろいでいる様に見えますが、これでもエグジットしている最中です。

只し、このエグジット方法は、すべての船で使える方法ではありません。特定の大きな船に限られるのです。

デザート

水の中ではこんな感じです。判りますか?椅子に座ってるみたいでしょ?そうです。椅子に座ってるだけなんです。

これは、特定のダイビングボートに備え付けてある「リフト」を使ってエグジットしている所です。水中で椅子に座ると、徐々にリフトで釣り上げて船の上まで上げてくれます。すごく楽です。でもその分、椅子から立ち上がる時は、ものすごくしんどいですけど。

こうやって船に上がったら、機材を下ろして、しばしの休憩です。船で次のポイントまで移動したり、一旦港に戻ったりと、スタイルも色々ですが、ダイバー達はみんなで、あんな魚が居たとか、透明度がどうとか、水が冷たい・温かいとかワイワイガヤガヤしています。中には船酔い・波酔いでぐったりしている人もいたりしますけどね。

私はというと、海から上がったら「温かいお茶」をいただいて「飴」を舐めるのが大好きです。ほっとして疲れがとれるので、お奨めです。私が、ダイビング船に持ち込む「マイバッグ」には「飴」が入れてありますが、けっして「おばちゃん」だから「カバンに飴が入っている」んではありませんよ。

まあ、大阪のおばちゃんであることに間違いはありませんけどね。(笑)

コラム情報
タイトル
マスター・スクーバ・ダイバーへの道(エグジット)
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掲載日
2010/5/24
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