Ambition of TABACYA1
ince 21 SEP. 1997
コラム

叫びの、鹿児島。

鹿児島市内から車で10分で桜島港に、そしてそこから15分間フェリーに揺られて桜島にやってきました。

今なお噴火する桜島

桜島の頂に広がるのは、雲では無くて「噴煙」です。いまだに活動している火山だということが、よく判ります。

4tの岩石

これ、なんだか判りますか?岩?そう、岩なんですが正しくは噴石(火山の噴火で排出された岩片)です。それも重さ「4t」もある巨大なモノです。(鹿児島市役所桜島支所の玄関先に展示されています。)昔の言い方だと「火山弾」いや、もう「火山大砲」と言っても過言ではありません。

この噴石は、火口から2kmも離れた農道に落ちたそうですが、2日たっても、水をかけると「ジュッ」と水蒸気が発生したらしいです。

そんな恐ろしい桜島ですが、現在も5000人もの人が生活をされています。桜島と向き合い、火山灰に苦労しながらも、桜島と共生されています。私にはちょっと無理かなと思いました。(だって、ちょっと観光しただけで、口の中、火山灰で「ジャリジャリ」なんですよ?)

桜島の名物と言えばすぐに思い浮かぶのが「桜島大根」ですが、名所と言えば、どこでしょう?もちろん雄大な桜島は外せませんが、最近(と言ってももう6年ぐらい前)では、もう一つ外せない観光スポットがあります。それは、ここ「叫びの肖像」です。

叫びの肖像

2004年8月に行われた「長渕剛オールナイトコンサート」を記念して制作されたモニュメント(2006年3月19日完成)ですが、その材料となっているのは、桜島の溶岩だそうです。確かに、近くで見ると「ゴツゴツ」しています。

どちらに向かって叫んでるのか?と思ったら、どうやら「桜島」に向かって叫んでいる様でした。思ったより大きくて(高さ5mぐらい?)のぞけませんが、きっと口の中は火山灰で一杯だと思います。(笑)

ところで、私の大好きな沖縄のホテルでは「オーシャンビュー」の部屋が割高ですが、鹿児島のホテルでは「桜島ビュー」の部屋が高いらしいです。ホテルにもよるんでしょうけど、大体1.5倍〜2倍ぐらいは違うんじゃないですかね。やるな桜島。多分もう来ないけど(笑)

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タイトル
叫びの、鹿児島。
コラムニスト
TABACYA1
掲載日
2012/11/19
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