気になるもの

最近、地方が面白い。と言っても難しい話では無くて、食べ物のお話です。

先日、小田原へ出張で出掛けた時に見つけたのが、このお菓子「ご黒うさん。」です。見た目も、中身も真っ黒です。お菓子って見た目で食べるものだから、これってマイナスイメージじゃ無いの?とか思いながらも見ていると、その隣には、美味しそうな温泉まんじゅう「箱根のお月さま。」っていうのがありました。

しかし、よく見ると同じお菓子屋さんの商品みたいです。なんで、片方がお月様で片方が、真っ黒なの?と思って説明書きをよく見ると「黒ゴマ、竹炭、新月」と書いてあります(詳しくは覚えていないので、表現は違ったかもです。)

「なるほど、新月だから真っ黒なんだ」と納得して?一つ買ってみました。

ご黒うさん。パッケージまで黒い。(笑)
最初は、佃煮かなんかが入ってるのかと思いました。横にサンプルが置いてなかったら、おまんじゅうだとは気づかなかったと思います。
 
艶やかな黒おまんじゅうは、見た目も黒いが中身も黒いです。全部黒いので、おままごとの泥団子を食べさせられる罰ゲーム見たいです。(笑)
でも、実際はゴマ風味でとっても美味しいですよ。

最初は、奇をてらっただけのB級グルメかと思いましたが、結構美味しかったので、おどろきです。小田原へお越しの際は是非一度ご賞味下さい。(結構、有名みたいなので、駅の売店なんかでも売っている様です。)

もう一つは、TVやラジオで松浦亜弥が紹介してから、一躍全国区になった「姫路おでん」です。仕事の関係で、姫路にはちょくちょく行くのですが、これはまったく知りませんでした。

ちなみに「姫路おでん」と言っても特別変わった「おでん」ではありません。特徴は、その食べ方にあります。簡単に言うと、「普通のおでん」に生姜醤油を掛けたり、つけたりして食べるのを「姫路おでん」と言うそうです。(詳しくは、姫路おでん普及委員会を見て下さい。)

「あやや」が宣伝してからなのか、前からなのか詳しいことは判りませんが、コンビニで「おでん」を買っても、そこに生姜醤油が置いてありますからビックリですよね。で、これまた駅の売店でおもしろいものを見つけました。なんと、お土産になってる「姫路おでん」です。

姫路おでん私は、KIOSKで買いましたけど、結構あちこちにあるのかな?
しかし、姫路のお土産には、何故か姫路城が描かれていることが多いですね。やっぱり国宝・重要文化財だから地元の誇りなんでしょうね。
 
普通のおでん中に入っているのは、真空パックされた普通のおでんです。このまま食べると、普通に美味しいです。まあ、そのまま食べるんだったら、わざわざ姫路から買って帰らなくてもいいんですけどね。(笑)
 
生姜醤油付きこの商品が「姫路おでん」として成り立つために必要な「生姜醤油」です。これをおでんにそのまま掛けようが、刺身のようにつけて食べようが自由です。

お味の方はというと、まあ想像がつくと思いますけど「辛い」です。ちゃんと煮込んであるおでんに醤油をつけるのですから、当然と言えば当然ですが・・・。

もちろん、その土地の食文化を全否定する訳ではありませんよ。天麩羅に、ソースを掛けようが醤油を掛けようが(コロッケにも両派いる様ですが)好きに食べたらいいことですよね。皆さん、好きに食べて下さい。

ただ、私は「おでん」には「からし」でお願いします。(笑)

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