おーりとーり
石垣島に行ってきました。9月の台風11号と台風12号の間でしたが、無事に行って帰ってくる事が出来ました。滞在中の3日間は、お天気に大きな崩れもなく、おおむね晴れの良いお天気でしたけど前後は台風ですごかった様ですね。
石垣空港 小さな空港ですが、人はものすごく多いです。 |
石垣空港は、滑走路が1500mしか無いのでB737クラスの小さな飛行機しか離着陸出来ません。それでも年間189万人(2005年度調査)の利用客がいるのですからものすごいですね。(ちなみに、神戸空港は滑走路長2500mで、初年度の利用客数が269万人だそうです。閑散としているようで結構利用しているんですねぇ。笑)
島のタクシー運転手さんの話によると2012年には、新石垣空港(仮称)が完成し、2013年に開港するらしいです。そうなるともっと大きな飛行機が離着陸出来る様になってもっと観光客が増えて島の経済的にはいいんでしょうけど、自然が破壊されて石垣島のゆったりとした雰囲気が壊れてしまうんじゃ無いかと心配になりますね。(勝手な観光客の言い分ですけどね。)それに、開港に併せて外資のホテルが建築ラッシュの様です。世界一綺麗な海(色々諸説もあるでしょうが)を求めて世界中の人がやってきて、綺麗な海じゃ無くなったら意味無いですからねぇ。
ちなみに今年は、台風が多くて8月では、天気の良かった日は半分ぐらいだったそうです。台風慣れしている島の人々もホテルも大変だった様ですね。(宿泊したホテルでは、レストランの窓ガラス(強化ガラス)が割れてしまったそうです。
そのレストランのシェフの話によると、「石垣島は台風が多くて大変ですね」とよく言われるそうです。「でも台風が来て海水の温度が下がってくれないと珊瑚が死んでしまうので、台風が来ないのも困るんです。」ともおっしゃっていました。せっかく遊びに来て台風に遭遇したら残念ですけど、珊瑚礁のためと思えば仕方ないですね。(でも、帰りの飛行機がとれないのは大変ですけどね。)
ところで、石垣島には「あやぱにモール」と言う商店街があります。
あやぱにモール 石垣島の 離島桟橋から歩いて2分のところにあります。石垣市公設市場を中心におみやげ店や飲食店がずらりと立ち並ぶ商店街です。アーケードになっているので雨の日でも安心ですね。 | |
あやぱにモール全景 が、私が見たところ、どうみても普通の商店街です。確かにおみやげ物屋さんもありますが普通に本とか喫茶店とか有って普通の商店街です。国際通りの小さい版を期待して行くと大ダメージを受けますのでご注意を。(笑) |
今回は、ここでお土産を物色して・・・。と思っていましたがおみやげ屋さんもそんなに多くなく入り口で売っていた「マンタちん(マンタの形をした、ちんすこう)」を買ったぐらいですね。(しかしこれが結構好評だったんですけどね。)
みなみ 普通の民家をお店にした喫茶店?です。あやぱにモールから少し歩いた所にあります。 | |
そのまんまパイン 食べたお客さんがみんな美味しいと言ってくれるという「そのまんまパイン」です。パインを冷凍してかき氷にしたものですね。(上にかかっているのは練乳) 確かに不思議な食感で美味しかったです。 |
石垣島は、「マンタスクランブル」があるので、島全体がマンタ一色かと勝手に思いこんでいました。街にはマンタの像や看板がならび、おみやげ屋さんには、マンタのぬいぐるみばかりが置いてると思ってました。(笑)よく考えたらダイビングしない人にとって、マンタなんて水族館で見ればいいんですからねぇ。
ところで、石垣島と那覇ってどれぐらい離れているか知っていますか?私が沖縄に旅行して帰ると知人に台風どうだった?と良く聞かれます。本島だったから大丈夫だったよと伝えても、どうもぴんと来ていない様ですが、石垣島に台風が来ていても沖縄本島にはほとんど影響がありません。(波が高くなることは有りますが)
だって、沖縄本島と石垣島って直線距離にして500kmも離れているんですよ。本州に当てはめて考えると、大阪と東京ぐらい離れています。大阪に台風が来ている時に、東京に遊びに行った友人に対して「台風大丈夫だった?」と聞く様なもんです。沖縄県って全長で言えばとてつもなく長いんですよね。
で、タイトルの「おーりとーり」は石垣島の言葉で「ようこそ」という意味です。「ありがとう」は「にふぁいゆー」と言います。沖縄本島では、それぞれ「めんそーれ(ようこそ)」「にふぁーでーびる(ありがとう)」ですから、かなり違います。なんで?と思ったあなたは、もう一度位置関係を思い出して下さい。大阪と東京ぐらい離れているんです。方言が違っても当たり前ですよね。