折り紙3

子供の頃から指先が器用だったせいか、折り紙が好きでした。折り鶴なんかこれまでにどれぐらい折ったか判らないぐらい折ってます。特に小さな紙で折るのに「はまった」時期もあって1cm四方の紙で鶴を折ったりもしてました。

流石に最近では、そんな小さな紙では折れませんが(指先もさることながら、細かすぎて目がついていきません。泣)今でも、飴の包み紙や粒ガムの包み紙なんかで折っています。

最近では、お札を使った折り紙?が、流行っているらしいです。私もやってみようかなと思いましたが、どうもお札で折り紙をするというのに抵抗があって(でも、小さく折りたたんだりとかはしょっちゅうするんですけどね。)使ったのは、板ガムの包み紙です。特に「ロッテ」の「ブルーベリー」味の板ガムは、折り紙に最適で、なんと短辺と長辺の長さが丁度「1:2」つまり正方形が2つくっついた長方形になっているんです。

ロッテのブルーベリーガムが最適。
他のガム(クールミントとかグリーンガムとか)では、駄目です。

なんで「1:2」だと最適かと言うと二つに切り離して2回折れるというのもあるのですが、それ以外にも「連鶴」の「妹背山」が折れるというのがポイントです。

連鶴って聞いたこと無いですか?1枚の紙で折った「連なった」状態の「鶴」の事です。日本の伝統的折り紙で、古くは万葉の時代から有ったとか。折り紙作家の間では、賛否両論ある「切れ目」を入れて折る方法がとられています。

これが、妹背山です。2羽の折り鶴が、羽根の部分で繋がっています。

ここでは、詳しい折り方は紹介しませんが、折り鶴が折れる方なら簡単に折れると思います。ポイントは切れ目の入れ方です。

写真の様に切れ目をいれます。はさみが無ければ、手でちぎってもいいでしょう。

この状態で左右それぞれに折り鶴を折れば完成です。気をつけないといけないのは、鶴の方向で、どちらの鶴も手前側が頭になる様に気をつけて折れば大丈夫です。

途中まで折ったところです。この状態になればOKですが・・・。

失敗してしまう(途中でもう一方の鶴が邪魔をして折れなくなる)場合は、ここで左右が反転している場合が多いので注意して下さい。

ちょっと判りづらいですが、こうなったら駄目です。片方を折り直して下さい。

その他にも、色々折りますが、中でもお気に入りなのが「沖縄大好きダイバー」の私としては絶対押さえておきたいマンタですね。

マンタです。お札折り紙の第一人者である「アル中Masa」さんによると「1万円札」で折るから「マンタ」らしいです。(笑)

昔懐かしい「ウルトラQ」から「カネゴン」です。でも、最近は「カネゴン」知らない人も多いので、説明するのも大変です。(笑)

本当は、頭の部分をもう一回折り返すんですけど、ガムの包み紙ではこれが限界です。

この2作品は、山と渓谷社から発刊されている「おとなのおりがみ」に掲載されています。興味がありましたら、そちらを参考に折ってみて下さい。

全部を集めるとこんな感じ。マンタの両翼を広げた状態が、ガムの半分ぐらいの大きさです。

折り紙って、折ってる時が楽しくて出来上がってしまうと終わりなんです。特にガムの包み紙だと後は、ゴミ箱に捨てられるぐらいしか無いのが残念ですけど仕方ないですね。だって、そうしないと机の上が、鶴やマンタで一杯になってしまいますから。(笑)

折り紙で(特に折り鶴)上手に仕上げる為には、あまりきっちりと折りすぎないこと。重ね合わさる部分に多少の余裕(すきま)が有った方が、折りやすい場合が多いです。(全部、すきまだらけでもいけませんが。)
人生も、あんまり「きっちりやり過ぎる」と、うまくいかないこともありますよね。人生も折り紙も余裕を持たないといけませんね。

さて、私は、心の余裕のためにパチンコでも行きますか。お金に余裕が無くなるのが困りものですけど(笑)

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