鬼退治

香川県に行ってきました。1998年以来、47都道府県で一番面積の狭い県になってしまいました。(1988年に大阪府が関西国際空港を作って最下位から脱出しました。笑)

この寒い時期に、温かい「讃岐うどん」を食べに行った訳ではなく、ちょっとした仕事だったのですが、合間にちょっと「鬼退治」に行ってきました。

桃太郎伝説では、岡山県が有名ですが実は香川県にも鬼ヶ島がありました。女木島という島で高松港からフェリーで20分ぐらいのその島は、人工200人強の海水浴で賑わう島でした。その真ん中あたりに「鬼の洞窟」が、ありフェリーの発着に合わせてバスも出ています。

デザートフェリー「めおん2」
車も人も船の前から乗船します。高松港から女木島(鬼ヶ島)まで、約20分で往復760円でした。
鬼ヶ島観光のバス
フェリーの発着に合わせてバスが出ています。鬼の洞窟探検ツアー専用のバスなので、お客さんが洞窟から出てくるまで待っています。片道約5分の道のりで往復600円でした。

鬼の洞窟と言われるそれは、確かに人工的に作られた様な洞窟でした。本当のところ誰が何のために作ったかは不明らしいですが、「村上水軍」のアジトでは?という説もあるそうです。

デザート鬼の石像
島のあちこちに立っている石像です。ある時は道しるべにもなっています。
歓迎パネル
鬼さんたちが、歓迎してくれています。桃太郎に懲らしめられて改心したんでしょうか?

鬼退治にと意気込んできましたが、どうやら歓迎ムードいっぱいです。仕方ないので観光気分で洞窟へと足を踏み入れました。

デザートボスと側近
洞窟内は、至る所にこんな感じの鬼達がいます。
ローマのあれ?
なぜかこんなものまでありました。内装?を手がけた職人さんの遊び心でしょうか?

なんやかんやで20分ほど、洞窟内を探検しましたが所々、狭くて天井が低くて、たまたま腰痛に悩まされていた私には、ちょっと辛かったです。

デザートボスの威厳
洞窟の上に、どんと腰を落ち着け海を睨み付けるボス鬼の姿です。夜みたら怖いかも。

実は、この島「釣りバカ日誌」のロケが行われたりバラエティの撮影があったりと結構TVにも登場しているらしいです。島にある「鬼の資料館」には、有名人のサインが壁一面に張り出されていました。

デザート壁一面のサイン
結構著名な方々のお名前がありました。

まあ、そこそこ楽しめたかなと思った私を、フェリー乗り場で最後に出迎えてくれたのは、「モアイ像」でした。

デザートモアイの模型
イースター島のモアイを海から釣り上げる際の練習用として作られたモアイだそうで、結構由緒正しきモアイ様です。

高松港を出港して戻ってくるまで約1時間40分の旅でしたが、結構楽しめました。掛かった費用は、1860円(フェリー往復760円、バス往復600円、入洞料500円)です。高いか安いか一度自分の目で確かめて下さい。(他に見るところはありません。笑)

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