マスター・スクーバ・ダイバーへの道(フードベスト)

冬の冷たい海には、とてもじゃ無いけど潜れない「軟弱ダイバー」が、恐る恐る帰ってきました。もうそろそろダイビングの季節ですね。

お上手ダイバーを目指すには、やっぱり沢山潜って、色々な事を学ばないといけません。でも、冷たい海では潜れません。ドライスーツを着れば、それなりに快適らしいですが首を締め付ける感覚が嫌なので、それも出来ない私は、ついつい夏だけダイバーになってしまいます。

春になって暖かくなってくると、沖縄だったら、もうそろそろ潜れるかな?と思ったりして「ワクワク」しちゃいます。でも、ゴールデンウィークでは、沖縄と言えども、まだまだ海水浴には早いですし(海開きは4月初旬ですけどね。)水もちょっと冷たいです。そんな私にに「秘密兵器」を教えてくれたのが、昨年たまたま一緒にダイビングをしたゲストの女性でした。

デザートフードベスト
ウェットスーツと同じ生地で作られているので、気分は重ね着ですね。
最近のウェットスーツは、カラフルなものが多いのに、フードベストは、地味な色遣いが多いので「たばちゃ」をバックプリントしてもらいました。

ウェットスーツの下に、1枚このフードベストを着るだけで水中での快適さはまったく別物になります。フードまでかぶると「文字もじ君」みたいになっちゃいますけど、それが嫌ならフードはかぶらず首の後ろにしておけばOKです。首が温かいだけでも大分違います。(頭にかぶればさらに暖かいです。)

難点を言えば「フードベスト」の分だけ「浮力」が増えること。そのために、少しウエイトを多めにつけなければ浮いてしまいます。ウエイトを増やせば、深いところでは泳ぎにくいし、増やさなければ、浅瀬で浮いてしまいます。もっと、お上手ダイバーになれば呼吸でうまく浮力調整も出来るんでしょうけど、私はまだまだ「雛ダイバー」なので、1kgウエイトを足しました。

今回の、ゴールデンウィークに、沖縄で初めて使ってみましたが、一緒に潜った主人が、水中で「寒くて震えた」と言ってましたが、私はこの「フードベスト」のおかげで全然寒くなかったです。中性浮力は努力で克服出来るけど、寒さは克服出来ませんからね。これで、多少冷たい海でも大丈夫だ!(本当に冷たいのは無理ですけど。笑)

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