裏切りの街角
6月2日は「裏切りの日」らしいです。天正十年(1582年)6月2日、誰もが知っている『本能寺の変』のあった日だからです。
大阪生まれで大阪育ちの私は、小さい頃から「おばあちゃん」に「太閤さん」の話を聞かされて育ってきました。農民から関白にまで上り詰めた出世話は、色々な逸話と共に語られ「豊臣秀吉」好きになるには十分な情操教育だったと思います(笑)
そんな豊臣秀吉好きな私から見れば、主君(織田信長)の敵を討った「豊臣秀吉」は、天下人になって当然で、主君を裏切って闇討ちした「明智光秀」は、三日天下になって当然だとなってしまいます。
が、これも「豊臣秀吉」が天下を取ったため(「主君の仇討ちという大義名分で天下に名を馳せるため)であって、もし「明智光秀」が天下を取っていたら見方が変わっていたのかも知れません。「魔王 織田信長」を討ち取り天下太平の世を作った勇者として名を馳せていたのは「明智光秀」だったかも知れないですね。(天下万民の為という大義名分により、主君を討つことが出来たのかどうかは判りませんが・・・。)
結局は、勝てば官軍という事なんでしょうか。裏切りかどうかは、どちらサイドから見るのかによるんでしょうね。騙された裏切られたと嘆く前に自らの行動を顧みる事も大事なのかも知れません。(なかなかそういう境地にはなれませんが。笑)
ところで、今回のコラムのタイトルは、私が好きな「甲斐バンド」の代表曲の一つです。あのイントロ聴くだけで、あの若かった日々を思い出します。歌われる歌詞はせつないのだけれども、思い出すのは「楽しかった事」が多いですね。人は、嫌なことは忘れられる、そして楽しかったことは、いつもまでも覚えていられるんです。
変えることの出来ない過去を悔やんで嘆いていても仕方有りません。明るい未来を信じて今日も前へ進みましょう。
と言うわけで私は、昨日の大負けを悔やむことなく、今日は勝つと信じてパチンコに向かうのでした。まったく学習効果ありませんね(笑)