急流と潜没卿、どっちが怖い?

高所恐怖症の私ですが、遊園地のジェットコースターは割と平気です。でも、ジェットコースターよりも急流滑りの方がちょっと好きかも知れません。

って訳でも無いんですが、京都嵐山の名物「保津川下り」に行ってきました。

保津川下り待合所

天竜川での痛ましい事故の後ですから、さぞかしお客さんも少なく乗船場は閑散としているかと思いきや、団体のお客さんで一杯です。私が訪れたのは、気温が6度という真冬でしたので、凍える寒さを覚悟しておりましたが、なんと冬場は船の椅子をとっぱらい、テントをかけてストーブを焚いて寒さ対策も万全でした。(もちろん景色を良く見ようと窓をあけると、とっても寒いですけどね。)

急流

川下りというと「ものすごい急流」を滑りおりる様なイメージがありましたけど、実際は急流と言うほどの急流はほとんどありません。(上の写真が、一番の急流の場所だそうです。)どちらかというと、季節毎の移り変わる美しい景色を楽しむものでした。

桜が綺麗な春先、避暑に訪れるお客さんが増える真夏、紅葉が綺麗な秋、雪景色の風情ある景色を眺めながら、船頭さんの楽しいおしゃべりを聞きながら楽しむ、そんな優雅な時間を過ごすのが「保津川下り」だったんですね。完璧に勘違いしてました。(笑)

そんな「保津川下り」で一番怖かったのが、これ。

ブリッジ

「保津小橋」というこの橋は、幅が1.8mしかない小さな橋で、別名「潜没橋」とか「沈下橋」と呼ばれています。保津川が増水した際に、流されない様にとの工夫で、欄干とか手すりが無いそうです。しかしこれ渡るのは怖いでしょうね。普通に車も通るらしいですよ。それを想像したら、ちょっと震えてしまいました。

急流と手すりの無い橋、どっちが怖いですか?少なくとも「保津川下り」と「潜没橋」だったら、間違い無く「潜没橋」ですね(笑)

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