ロケハンと下調べ
富士宮焼きそばで、お腹いっぱいになった私は、焼きそばの聖地、富士宮を後にしました。
そして次に向かったのが、JR富士宮駅から、およそ1時間の静岡駅です。もちろん新幹線に乗るための帰り道でもありますが、ここにはもう一つの目的があります。
それが「静岡おでん」です。「静岡おでん」は、「真っ黒い出汁」で、串にささってて「黒はんぺん」なる変わったものが、入ってるとか。こんな機会でも無いと、静岡なんて来ないので(静岡の人ゴメンなさい。)是非行って見たいお店があったんです。
それが、このお店「水野商店」です。「静岡おでん」の有名店らしいですが、私がこのお店を知ったのは「ごぶごぶ」という深夜番組。そこで紹介されたときは、あいにくお店がもうしまっていて結局「静岡おでん」は食べられないという羽目に。番組を見ながら「ちゃんと下調べしとけよ。」と思っていました(笑)
なので、私はちゃんと営業時間も休日もちゃんと調べて行きました。すると・・・。
いや、もう閉まってるって・・・。まだ営業時間中の筈やん。今日は定休日と違うやん・・・。と叫んでみても虚しく扉は固くとざされていました。(泣)
落ち込んでいてもお店は開かないし、帰りの新幹線の時間も迫っているので、もう一軒の有名店「大やきいも」へ。ここは無事営業中でした。
いやあ、本当に「真っ黒な出汁」で煮込まれていますし、ちゃんと一つずつ「串に刺さって」います。正しい作法はよく判りませんが、私が「おでん」を眺めていても、お店の人はしらんぷり。なので、自分で勝手に皿に盛りつけて席に着きました。(どうやら、微妙に違う串の形で、料金が違うらしく、食べた後にまとめて精算するシステムの様でした。いやあ、おおらかですね。)
これが「静岡おでん」です。そして牛筋の下にあるのが、噂の「黒はんぺん」です。確かに「黒いはんぺん」でした。(あたりまえ。笑)静岡では、おでんに「だし粉」を振りかけて食べるのが普通の様なのですが、そう言えば「焼きそば」にもだし粉を振りかけますね。静岡の人は「だし粉」が好きなんでしょうか。
さて、気になるお味の方は、普通におでんとして「旨い」です。出汁は真っ黒ですが、お味は結構あっさり目。それでもしっかり味は付いていますので、美味しかったです。(帰る時に気付きましたが「からし」も置いてありました。普通に「からし」で食べてもOKみたいです。)
そんなこんなで、静岡を後にした私ですが「富士宮~静岡巡り」は、流石にちょっと遠かったです。でも、また機会があれば行きたいと思います。だって、まだまだ食べたいものが沢山あるから。
今度は食べるぞ「カツ皿」と「肉チャーハン」!!!まってろよ(笑)