夢・ドリーム
アーノルド・シュワルツェネッガー主演のトータル・リコールという映画を知ってますか?おばさんの顔が割れて、中からシュワちゃんが出てくるという超絶インパクトのある作品でした。1990年公開なので、もう20年以上前の作品なんですね。
そのリメイク版が、今年公開されました。詳しい話はネタバレになるので書きませんが、おばさんの顔は、割れません。(笑)
これらの作品は、オリジナルの世界感やルールを基本にして、新しい解釈や、今の時代ならではの考察も加えられており、よりリアリティが増しています。ハリウッド映画が、アニメやゲームのキャラクターに、現代風の解釈や技術背景を付け加える事で、リアリティを表現しているのも、ある意味のリメイクと言えるかも知れません。見ているこちらに「そんな、馬鹿な。」と思わせる事無く、ぐいぐいと引き込まれます。凄いですね。
でも、現実に近い分だけ、夢を感じる部分は少なくなってしまっている気がします。夢見るためのメディアである「映画」や「マンガ」から、どんどん夢が無くなってしまうのは、なんだかなーって感じがしますけど、どうなんですかね。
リアリティのある作品は、もう少ししたら「この世界」が「現実」になるんだという気にさせてくれます。そして「待っていれば」きっと「誰か」が実現してくれるんだと思わせます。
リアリティの少なかった過去の作品は、いつか「こんな世界」を「現実」にしたいな、と思わせてくれます。そしていつか「自分」が、実現してやろうと思います。それが「夢」の力で、人の原動力になるんじゃないでしょうか。「夢」が「未来」を「創る」んですよね。
ところで「タイトル」は、私の大好きな「嘉門達夫」さんの楽曲です。普通の人の普通の夢を軽快に歌い上げています。本当にくだらない「夢」というか「妄想」が一杯出てきます。実現する気があるのか無いのか、まったく判らない「夢」だらけですけどね。(笑)
さて私も「夢」に向かって頑張りましょうかね。