それぞれの醍醐味

腰が悪くなって、ゴルフをやらなくなりました。最近、また少しずつやり始めようかなと思って、練習に行ったりしています。久しぶりに練習に行ったら、まったく当たらなくなっていて愕然としましたけど、少ししたらからだが思い出してきたのか、そこそこ当たる様にはなってきました。

でも、昔の様には飛びません。飛ばないゴルフはゴルフじゃ無いと豪語していたぐらい「ゴルフの醍醐味は、飛ばすこと」と思っていたので、少し残念です。

ゴルフをやらない人には、判らないかも知れませんが、ゴルフの魅力のひとつに「飛ばすこと」があるのは間違い無いでしょう。雲一つ無い青い空を白いボールがまっすぐと飛んでいく様は、打った本人だけでなく、回りで見ているみんなも爽快な気分になりますね。(勝負が掛かっていると、他人のナイスショットは悔しいものですが。笑)飛ばすことは「ゴルフの醍醐味」です。

ところで、この醍醐味ってどんな味が知ってますか?「味」と付く限りは実際に食べられるもの?なんでしょうか?それとも単に当て字なんでしょうか。

で、調べてみたら「味の最高のもの」っていう記述がありました。(大辞林

ってことは、やっぱり食べられるんじゃん!って思って探してみましたが、どこにも売ってませんでした。でも、どうやら牛乳(もしくは羊乳)を精錬すれば出来るみたいなので、自分でも作れそうです。(要は煮詰めればいいんだよね?違うか?)実際に作るには、かなりの時間煮詰めて、焦げないようにかき混ぜてと、かなり大変そうです。何か良い手はないのか?

で、もうちょっと探してみたら「醍醐」は、無いけど「醍醐」になるちょこっと前の製品である「蘇」は、売ってました。

それがこれ。「飛鳥の蘇(みるく工房飛鳥)」です。

なんかいかにも高級そうな箱に入って売ってます。お店によると注文を受けてから作るらしいです。(消費期限7日)

中身は、こんな感じで、食べてみたら濃厚なチーズの様な味です。まあ「チーズ」も「蘇」も、どちらも牛乳から作っているので、当たり前と言えば当たり前です。

これを更に煮詰めたら「醍醐」が出来るんだなと思いましたが、気がついたらそのまま全部食べてしまってました。(だって、70gしか無いんだもん。)

「醍醐」の「味」は、判りませんでしたけど、飛鳥時代の「味」は堪能出来ました。最初の目的とは違いましたけど、大満足です。

ゴルフで言えば「スコアは悪かったけど、めちゃくちゃ飛んだからいいか!」って感じですけど、美味しかったんで、それはそれで「醍醐味」ですよね。

「醍醐」ではない「蘇」を食べて「醍醐味」ってのも、おかしな話ですけど(笑)

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