軟弱ダイバーのつぶやき

私にとって、ダイビングの楽しみを台無しにしてしまう一番の大敵は船酔いです。実は私、子供の頃から、乗り物酔いが酷くて遠足とかでも常に酔ってました。

流石に大人になるにつれ、ほとんどの乗り物で酔わなくなりましたけど、未だに船だけは苦手です。

もちろん常に酔ってる訳ではありませんし、調子の良い時は、まったく平気な時もあります。でも、船に乗る前はやっぱり「酔ってしまうんじゃないか」と不安になってしまうこともあります。(思い悩む程ではありませんが。)

なので、ダイビングには「酔い止め薬」が欠かせません。ダイビング中は、毎朝飲んでいます。(私が常用しているのは「アネロン」という薬です。ダイバー仲間でも愛用者は多いです。)

しかし私にとっては「酔い止め薬」も万能ではありません。海況(波の高さ、うねりとか)によっては「酔い止め薬」を飲んでいても酔ってしまうこともあります。こればっかりは体質だから仕方無いのかも知れません。

で、そんな私の救世主となるかも知れないのがこの「ボーディングリング」です。

これ、掛けているだけで「乗り物酔い」が軽減されると評判のメガネです。去年話題になっていた商品で、私も昨夏に買っていたのですが、秋のダイビングが台風で中止になって以降、使ってなかったんです。

このメガネの特長は、レンズの回りにある「青い液体」が、ゆらゆらと動く事です。そうなんです、これが体の揺れ(正確には頭の揺れ)に対して、ゆらゆらと揺れ動き、常に水平線を示してくれるんです。

乗り物酔いは、揺れや加速・減速により体に感じる知覚と視覚から得られる情報の調和がとれなくなって三半規管がおかしくなることで起こるらしいです。そのため、視覚からの情報に正しい水平方向を加える事で、うまくバランスすると「酔いにくい」ということらしいです。

まあ、むずかしい理屈はさておき、要は酔わなければいいんです。と言うことで、このGWに宮古島で実験してきました。

酔いました。(笑)

いや、正確に言うと、初日はまったく船酔いもなく快適でしたけど、二日目の酷い横揺れには対応出来無かったのか、酔ってしまいました。ただ、いつもほど酷い船酔いでは無かった気もします。(この辺は、よく判りませんが。)

ということで、効果絶大とは言えませんでしたが、これからも「薬」と併用して「船酔い対策」としたいと思います。まあ、多少船酔いしても、海の中が楽しければ、それでいいんです。水の中では船酔いしませんからね!

あー誰かもっといいのを開発してくれないかなぁ。←本音(笑)

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