私が、これだけを書かない3つの理由
ネットには沢山の情報が溢れています。沢山ある情報の中から、選んで読んで貰うため、ネット記事には、キャッチーなタイトルがつけられています。
特に多いのが、今回のタイトルにも使った「私が、何々をしない(した)7つ(数字は色々あります。)の理由」みたいな書き方。スピーチのコツとしても良くある様に、最初に「3つだけあります。」みたいなしゃべり方をすると、興味をひいて聞いて貰いやすいようです。要点をまとめてますから、判りやすいですよ、みたいな表現方法ですね。
こんなタイトルを見かけると、私はまず読みません。ほとんど内容が無いというか、自分論や自分語りの様な個人的な意見をダラダラ述べていることが多いからです。もちろん、読み物としては面白い事もありますが、情報としては「ふーん」というレベルのものが多く(情報としては)ほとんど役に立たないと思うからです。(これこそ、個人の意見なのですが。笑)
こういう書き方は、確かにキャッチーではあるのですが、今となっては、古くさい・良くある・普通の言い回しになってしまっていますので、連発するのは少し恥ずかしいかも知れませんよ。
ネットの情報は、有用な情報もあれば誤った情報、単なる個人の感想や、場合によっては意図した嘘もあるでしょう。そんな沢山な情報の中から重要な情報を探し出し、活用することが重要です。
と、言われても何が正しいかなんて、なかなか判りませんし、人間には認知バイアスがかかるので、自分の信じたい事を信じてしまう傾向があります。(自分に都合の良い情報の場合は、正しいと思う証拠を探し、自分の信じたくない情報の場合には、誤っているという証拠を探してしまうこと。)
そのため、最近では情報のエビデンスレベル(確からしさの証明として、学術論文やコホート研究等の証拠/エビデンスを示し、その確からしさの度合いを表したもの。)から、情報を判断するということが、行われています。と、言っても我々一般人では、なかなかそういう証明は難しく(学術論文とか英文が多いし。笑)いくつかの情報を照らし合わせて判断するのが、関の山かと思われます。
そんな時に、個人の感想なんて、ほとんど役に立ちません。もちろん、そういう雑多な意見も沢山あれば、それはそれで統計的には役に立つのかも知れませんけどね。
まあ、自分勝手なことばかり、書き綴っている私が言う事では無かったですね(笑)これからも気楽に読んで下さい。