Ambition of TABACYA1
ince 21 SEP. 1997
コラム

華の三十路ワールドへ・・・!

10月は私の誕生月です。
今月に入ってからいろんなところからバースデーカードが届き始めました。例えば美容院とかいつも買ってる化粧品のお店とかから、「今月中にこのカードご持参の上ご来店いただきますと20%OFFにさせていただきます!」みたいなことが書いてあるわけです。

そこで私はちょうど髪を切りたかったのでそのカードをもらった美容院へ行った。そうするといつも担当してくださってる美容師さんが、

「今月お誕生日なんですね!おめでとうございます!」

なんて言ってくれるが、そのあと当然の流れで

「ところでいくつになるの?」

となり、あー答えなきゃならんのかー(T_T)と、一気にブルーになった。

そう、私は今回の誕生日で30歳。ついに三十路ワールドへ突入するのです。あんまり、というか全く答えたくはないけど仕方なしに

「次で30ですよー。三十路ですよ!」
「えっ!ウソ!見えないねー!」

またまたぁ〜。そんなお世辞はいくらでも言えるもんね。

「いやいやー。もうお肌も何もかも衰えちゃってますよ」
「いやっ、マジでお世辞じゃなくて俺アピラさんは今年27になるってぐらいかとずーっと思ってたよ」

実はこれは正直内心かなりむちゃくちゃ嬉しかった。

私というのは単純で信じやすい生き物だとは思うけど、こんなこと言われたのは初めてだったので嬉しかった。だって、今まで実年齢より若く見られたことってなかった。むしろ20歳ぐらいのときから大人びて見られることのほうが多かったから、30になって実際より若く見られるとは思いもしなかった。

まあ、航空業界みたいな年齢不詳集団の中にいたりしたもんだから、自分も30歳と知っていながらも精神年齢はそれを忘れちゃってる、みたいなところはあるかもしれない。ちなみに余談だが、客室乗務員や美容部員の方は美容院のカルテには絶対に生年月日を書かないんだそうな。彼女たちこそ超年齢不詳な人たちである。

そう書きながらも自分もこのコラムを書きながら、やっと自分はいくつになるのかってのを再認識した気がする。普通のひとなら今頃20代最後に何をするか!みたいにめちゃくちゃ焦るんだろうけど、私はやっぱりすごくマイペースなのかもしれない。

コラム情報
タイトル
華の三十路ワールドへ・・・!
コラムニスト
アピラ
掲載日
2005/10/17
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