永井豪の世界

今でもたまにオークションに出ていますがこれ完成度がかなり高いと思います。実は私は大の「デビルマン」好きで、この食玩を買ったのもおまけキャラのひとつに「デビルマン」が有ったからです。と言ってもしょせんは「食玩」だからと大した期待もしておらず一箱だけ買ってみることにしました。(「デビルマン」が当たらなければもう2度と買わないつもりだったのですが。)

なんと当たったのは「キューティーハニー(変身後)」でした。(だから2度と買わない筈だったのですが・・・。)

何故か全部ありますねぇ

実は、この「食玩」非常に「出来がいい」のです。思わずコレクターの血が騒いでしまい「コンビニ」で大人買いをしてしまいました。(笑)

少し前に「草馬一人」さんが[PINGPONG」を観た時に「原作とイメージが違わなくてよかった。」と、ここのコラムに書いていました。アニメの場合は一部の例外(銀河鉄道999の場合、鉄郎はあまりに美男子になりすぎていたが。)を除き、見た目は原作と同じです。(声はやはりイメージと違う事が多いですが。)

原作版「デビルマン」アニメ版「デビルマン」

しかし、デビルマンの場合「原作」と「アニメ」ではまったく違います。「絵」も違いますがストーリー展開もまったくの別物と言ってもいいでしょう。子供の頃は絶対的な「正義のヒーロー」である「アニメ版デビルマン」が大好きでした。しかし今では「原作版デビルマン」こそが「本当のデビルマンストーリー」だと思っています。

「永井豪」作品は、最終的に「デビルマン」に繋がる話がいくつかあります。(実際、突然デビルマンが登場してくる)バイオレンスジャックでは、やはり相容れなかった「サタンとデビルマン」ですが最近の作品である「デビルマンレディ」では「お互いを理解」しあっています。何度かの輪廻転生を経て理解し合えたというところでしょうか?

最近「戦争」があったり「テロ」があったりして物騒な世の中です。いつの日か利害を超えて解り合える日が来ることを信じて今日もコンビニで「食玩」を「大人買い」する私なのでした。(笑)

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