てのりインコのぴーこちゃん

ぴーこちゃんが我が家に来たとき、ぴーこちゃんはまだ目もあいてないような状態でした。手の上にのせ、流動食?のようなものを何時間かおきに、スポイドで口に入れなくてはなりません。なかなか手のかかるやつだとは思いましたが、なかなかかわいいものでした。

ぴーこちゃんはすくすく育ち、手の上やら、肩やら、乗るようになり、名前を呼べばとんでくるようになりました。知人の家のインコは喋るというので、ぴーこちゃんもしゃべらないのかと注意深く聞くとなんとなく、「おはよう」とか「いってらっしゃい」とかそのように聞こえました(気の精の可能性は大です。)

ぴーこちゃんは1羽ぼっちで、鳥かごにいました。ある日、すずめが家に迷い込んできたので、よしっ。ぴーこちゃんのお友達になってもらおうと、つかまえ鳥かごにいれてみました。

すると、ぴーこちゃんの方が体は少し大きいのですが、すずめにつつかれ、「どけっ」と言われているようでした。…やはり人間に過保護に育てられたぴーこちゃんより、野生のすずめのほうがたくましいのでしょう。そもそもすずめとインコを一緒にしようという発想が間違っていたのかもしれませんが…

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