パリ旅行「モンサンミッシェル編」

ボンジュール!パリに行ってきました。

アピラ、2度目のパリです。前回は時間がなくて行けなかったところが多かったので、今回はそのリベンジも含め、前回と同じく母との親子旅です。

まず、なんといっても世界遺産モンサンミシェル!

海の中にぽっかり浮かびあがる陸の孤島の写真を見ては、本当にこんなところがあるのだろうか。あるのならぜひ行ってみて、この目で見てみたいと思ったものです。

パリからバスで4、5時間は走りました。運転手さんが途中で交代しないといけないぐらいの長い距離をひたすら進みました。

空が曇ったり晴れたり雨降ったり、ガイドさんの暇つぶしトークもそろそろもういいや・・・と思いかけたそのとき、私たちの前方に神秘的な美しいシルエットが浮かび上がりました。

この全景を見るやいなや、私の胸は高鳴り始めました。

「ここまで遠いところ来たかいがあったぁ~」

と、中を見もしていないのに、もう満足したような気分になりました。

お昼に到着した私達は、まずモンサンミッシェル名物の巨大オムレツを食べることになりました。

・・が、想像してたよりははるかに小さいオムレツちゃんでした。

本来はこれの2倍はあるらしいのですが、私達日本人は小食なので、今回は日本人サイズにしました、ということらしい。

別に日本人サイズにしなくてもよかったのだが・・・とみんな思ってたことでしょう。美味しかったものだから。

そして中へ。

モンサンミシェルとは、大天使ミカエルのお告げによって造られた、1000年以上もの歴史を持つ修道院です。

ここでは修道僧の人生が完了するかのように、教会や食堂だけでなく、医務室、死者のためのチャペル、そして納骨堂まであるのでした。

牢獄としても使われていたこともある修道院。そこから見る景色はなんだか寂しく感じられました。周りには何もなく、ただ寂しげな海原(というか沼地?)が広がっている・・・。

海といえば、私は写真ではもっとどっぷり海につかっているのを想像していたのですが、実際完全に陸つなぎで、離れ小島という感じでは全くありませんでした。

観光客のために作られたというこの道のために今はずいぶん景観が変わってしまったらしく、世界遺産の登録抹消も危ぶまれているそうです。

まあでも、中に入れば千年以上前の建築のすごさや、当時の修道僧の質素な生活が感じられるので、ずっと多くの観光客が訪れつづけるのでしょう。

遠いけど、行く価値は十分あります!

次はパリ市内観光編をお届けします。

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