2008年宇宙食の旅(その1)

「2001年宇宙の旅」という映画が1968年にアメリカで公開されました。その17年後「2010年宇宙の旅」という映画も公開されています。どちらも後のSF界に強い影響を与えた作品だと思います。残念ながら2008年現在でも宇宙を自由に旅するほどに、宇宙開発は進んでいませんが、一般人でも簡単に宇宙を体験することが出来ます。どうやって?実は、宇宙食なんです。(と言っても本当のスペースシャトルの中で食べられているものとはかなり違いますが・・・。)

で、今回「普通に購入可能」な「宇宙食」と言うのを買ってみました。

今回購入した全商品
食事というよりも、スナックとかおやつという感じです。スイーツ系が結構充実しています。

購入したのは、「ビー・シー・シーの宇宙の店」というネットショップです。ここは「宇宙食」の他にも、色々な宇宙グッズを扱っています。今回購入したのは、ここで扱っている「宇宙食」「宇宙スイーツ」の、ほぼ全種(売り切れていたものをのぞく)で、なんと7000円近い金額になっています。

そのまま食べる
袋から開けたものを、そのまま(お湯を入れたりレンジで温めたりしないで)食べます。
水でもどす
このタイプだけ「水」を使いますが他はなんにも使いません。

「宇宙食」と言えば、長いこと「チューブ」に入った「離乳食」の様なものだと思っていました。(実際、私が子供の頃はそうだったと思います。)でも、今やフリーズドライで「お味」の方もそこそこらしいと聞いているので期待は膨らみます。

お食事
まず最初に食べてみたのが「エビグラタン」「たこやき」「キムチ」の3種
袋から出してみた
見た目は、みんなそれっぽい。「キムチ」だけはなんだか別物の様に見えますけど、よく見ると白菜の固まりの様にも見えます。

で、さっそくいただいてみました。食感としては、サクサクしてて「スナック菓子」の様ですが「お味」の方は、確かに「グラタン」であり「たこやき」であり「キムチ(ちょっと辛い)」です。ただ、フリーズドライなので、口の中がパサパサになってしまいます。お茶かお水は必須です。

食後のデザート
今回は「大学いも」と「ライスケーキ(おもち)」を試してみた。
大学いも
一見すると砂糖をまぶした「大学いも」の様に見えますが、サクサクしています。外側の砂糖の様なものを口に入れると「蜂蜜」に変わります。
きなこ餅
今回、唯一「水」をつかって調理?する一品です。と言っても水に数秒浸すだけですが。
きなこをまぶす
これは、普通に「きなこ餅」です。やわらかくて美味しかったです。この商品は実際にスペースシャトルの中でも食べられているのだとか。

なんだか、イメージとしては「飛行機」の「機内食」をイメージしてしまったので正直最初は「???」の連発でしたけど、まあそれなりに楽しめました。特に「たこやき」と「大学いも」は、そのままでも十分「スナック菓子」として商品化出来るのでは無いでしょうか。(ちょっと金額的に「スナック菓子」として売るには無理がありますが)
「きなこ餅」にいたっては、普通に出されたら「宇宙食(フリーズドライ)」とは判らないぐらいの出来だと思いますね。

どうです?食べてみたくなりましたか?でも、一つ忠告しておきましょう。「食べ過ぎ注意」です。実は、今回、全種類を食べてレポートしようと思ったんですけど、食べられませんでした。どうやらお腹の中で結構膨らむ?みたいです。これだけ食べたらしばらく「膨満感」でした。と言うことで、残りは次回にご紹介します。

次の記事
大好き中華