ちょっとしたこと

先日、映画を見た帰りに立ち寄ったお店でこんなことがありました。
そのお店は、某「串揚げ食べ放題」のお店です。結構遅い時間に入ったので、「90分食べ放題の途中だが、22時をもって新しい具材を取れなくなる」との説明を聞いて、それでもOKとお店に入りました。ところが、22時どころか、入店した時点(21時頃)ですでに準備されていないメニューが多数。おまけにご飯類なんかは、ひからびてペカペカになっていました。

別の日、こんなこともありました。某ゲームメーカのゲーム機では、ゲームを買うとポイントがもらえます。そのポイントは、オリジナル商品と交換出来たりしますし、ポイントが貯まると自分のランクが上がって、年に1度、ランクに合わせたプレゼントももらえたりします。そのポイントで交換できる商品に「オリジナル扇子」がありました。デザイン的にも結構気に入ったので、交換しようと思ったらお届け予定が8月末になってました。夏、終わってるやん・・・。と思いました。

またまた別の日のことですが・・・。ダイビングで写真を撮るには、デジカメの他に外付けストロボが有った方がいいと思います。20m程度潜ったら、水中は「青の世界」です。ストロボが無ければ、写真は全部「青っぽい」です。それはそれで雰囲気はありますが、光を当ててみたら「え?こんなに鮮やかな色だったんだ?」と驚くことも多いです。ところが、デジカメのハウジングには、ストロボを取り付けられる様になっていないものが多く、ストロボとデジカメを支えるアームが必要になる事が多いです。私はこれまで、チタン製の軽いアームを使っていたのですが、買い換えようと思ってネット通販でオーダーしました。すると、メーカに在庫が無くて8月末になるとけど、いいか?というメールが来ました。今、使いたいのに・・・。

これらは、全部最近有った出来事ばかりです。同じようにちょっと残念な出来事です。でも、同じ様な事例でも、私の受け止め方は、微妙に違います。

まず、某ゲームメーカの「扇子」の件ですが、これは「笑えるネタ」として使われるけど、あんまり腹も立ちません。なぜならポイント交換出来る商品は他にも沢山ある中で、たまたま私が選んだのが人気のある商品で、交換した商品は、来年も使えるからです。(8月末なら今年も使えるかも知れませんしね。)

ダイビングショップの「アーム」は、結局、通販で買いませんでしたが、キャンセルすることが出来ましたので、他のお店で買うことが出来ます。(結局、買うのをやめてしまったので、買ってませんけど。)「なんだよ、すぐに使いたいのに」とは思いますが「こんな店で2度と買うか!」とは思いませんし、実際これからも利用すると思います。

残念なのは、某「串揚げ食べ放題のお店」です。実際、私は2度と行きませんし、友人にも「やめた方がいい」と言うでしょう。

何が違うんでしょう?食べ物の恨みが怖いから?(笑)実は、それらの残念な情報がどのタイミングで提示されたかによるんですね。

「扇子」が8月末になるというのは、交換する時から判っていました。つまり、8月末だけど欲しいから待とうという私の選択です。「アーム」が8月末になるというのは、注文確認メールの段階で判って、キャンセルが出来ました。これも「待つ」か「キャンセル」かを私が選択したからです。ところが「串上げ食べ放題」は、店に入ってからしか判らなかったんですね。私の選択ではなく、騙されたという気持ちが先に芽生えてしまったんですね。お客さんに重要な情報を伝えず、お客さんの選択肢を無くしてしまうお店の対応は、大変残念なもので、私は、クレームを言う気にもなりませんでした。実際、お店ではクレームも言いませんでしたし普通に食べて帰ってきましたが、2度と行きませんね。

ほんのちょっとしたことですけど、その「ちょっとした気遣い」って大事ですよね。「ちょっとした気遣い」の出来る人になろうと強く思った出来事でした。

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