バルサミコ酢
今回は、ちょっと「京都編」をお休みして、酸っぱいお話です。
私は、基本的に酸っぱいもの苦手です。いや、嫌いと言った方が良いかもしれません。(この辺参照下さい。)
でも、そんな私が酸っぱいものの中でも唯一大好きなのが「バルサミコ酢」です。
バルサミコ酢は、ブドウ果実から作った、とても芳醇な味わいの「お酢」です。酸っぱいんだけど、甘みがあってコクがあって、自然な酸味です。もちろん、そのまま飲む様な事はしませんが、料理のソースに使うと、とても深みのある味になって、いつもの料理がワンランク上の料理になります。
同じ様に、ブドウ果実から作った「お酢」に、ワインビネガーというのもあります。バルサミコ酢が、自然に熟成・発酵した「お酢」だとすれば、ワインビネガーは、工業的に発酵させた「お酢」だと言えます。そのため、少し酸味が「とがって」いる感じがします。
バルサミコ酢 ・・・ ブドウ果汁を煮詰めて樽に入れ、自然に熟成
ワインビネガー ・・・ ブドウ果汁に酵母や酢酸菌を加えて強制発酵
バルサミコ酢は、自然熟成を待つためお高いです。もちろんピンキリですが、1000円のものもあれば、3年熟成で10000円ぐらいするものもあります。(ワインと同じで、熟成が進めば値段を聞くのも恐ろしいものもあるらしいです。怖)
ちなみに、わが家で使うのは250mlで1500円程度のものですが、十分に美味しいですよ。
そんなバルサミコ酢を使ってよく作るのが「フォアグラ乗せトンテキ、バルサミコソース」です。良いお肉を食べる時、塩胡椒だけでも十分美味しいですけど、バルサミコソースを使ってみると美味しさのレベルがあがります。(バルサミコソースは、フライパンにバルサミコ酢、赤ワイン,砂糖、バターを入れて、少し煮詰めるだけ。簡単でしょ?)
バルサミコ ・・・ バルサミコ酢 大さじ2、赤ワイン 大さじ2
ソース 砂糖 大さじ1,バター 大さじ2
ところで、料理に赤ワインって結構使いますが、実際使う量は僅かです。料理と一緒に赤ワインも飲んでしまうなら、それでも良いのですが、それだと、ついつい飲み過ぎてしまうのが玉に瑕ですよね。(開封したワインは保存が難しいからねぇ。飲みたいから飲むんじゃ無いんだよ。もったいないから飲むんだよ。笑)
なので、わが家はいつもこれを使ってます。
業界初?の缶入りワインです。これだと250mlサイズなので、丁度飲みきれますね。保存も楽だし、まあ、次から次へと何本も飲んだら同じですけどね(笑)