たい焼き三国志

たい焼きには「天然物」と「養殖物」があるのは、前回ご紹介しましたが、私が好きなのは皮のパリっとした食感です。パリっとした皮こそが最高の「たい焼き」だと思うのです。

たい焼き業界で「パリっ」に対抗する食感として、もてはやされてるのが「モチっ」と食感です。しばらくは、この「パリっ」vs「モチっ」が、たい焼き業界での2大勢力だったのですが、最近ここに新しい3つ目の勢力が現れたのです。今回この3つめの勢力「サクっ」を釣り上げましたので、ご紹介します。(いや、本当に釣った訳じゃありません。笑)

四角いたい焼き

それが、こちら「ミミ」つきにもほどがあると言ってもいい、立派な「ミミ」つきです。あれ?でもどこが「サクっ」なの?「パリっ」じゃないの?と思ったあなた、半分正解ですが、気が焦りすぎです。そうです。実は、この生地に秘密があったのです。

ということで、売ってるお店がこちら。三ノ宮駅前に最近出来た「クロ鯛」です。

クロ鯛のお店

「クロ鯛」って?何と思うでしょ?看板をよく見ると書いてありますね。そうです「クロワッサン生地」で焼き上げた「たい焼き」なんです。

「クロワッサン生地」ですから、こんなに「ミミ」がついていても「パリっ」では無く「サクっ」としてるんです。バターが効いた「クロワッサン生地」に、ほっこり「餡子」の組合せは、絶品です。「冷たい牛乳」と共に食べると美味しいです。

「パリっ」か「モチっ」か、はたまた「サクっ」なのか。「たい焼き三国志」の真の覇者は誰になるのか、目が離せませんね。(どれも美味しいけど、アツアツが一番美味しいから、買ってすぐ食べるのがおすすめです。)

前の記事
天然物を求めて・・・。2
次の記事
プリン、プディング、茶碗蒸し