夏も冬も。

最近、冬にアイスを食べる人が増えているらしいです。何故だと思いますか?それは、暖房で部屋が暖かいからだそうです。なぁんだと思う答えですが、実際暖かい部屋にいると、ちょっと冷たいスイーツが食べたくなる気持ちはよく判ります。

月別の消費量で見ると、もちろん一番売れるのは7月ですが、夏のアイスと冬のアイスはちょっと傾向が違っています。夏は「シャーベットや、かき氷系(ガリガリ君とか)」が良く売れるらしいですが、冬は濃厚なクリーム系アイスがよく売れるそうです。

ところで、アイスクリームを食べ様と思った時に「カチカチ」で、スプーンが入らず、困った事はありませんか?

そんな「カチカチのアイスクリーム問題」に一つの答えとして登場したのが「アイスクリームスプーン」です。

ちょっと判り難いですが、アルミ製のアイスクリームスプーンです。適度な厚みと丸みを持った形状が、とても持ちやすく、使い易いです。

でも実は、この商品の特長は、その素材がアルミであることだったんです。どういうこと?って思いましたか?あ!なるほどって、ピンと来ましたか?

そうです。アルミ製なので、このスプーンを持った指の熱がスプーンの先に伝わりその熱によってカチカチのアイスクリームに、すっとスプーンが入っていくらしいのです。

さて、早速試してみましょう。

コンビニでアイスを買ってきました。今回は、新商品の「PABLO」のアイスです。街はものすごく寒かったので、コンビニ帰りにアイスが溶けてしまう心配はまったくありませんでした。もちろん家に帰った時点で「カチカチ」でした。しかし今回はさらに冷凍庫で丸一日凍らせておきました。

「すうーっ」とスプーンが入っていきます。

念のため、もう一度言いますが、アイスは「カチカチ」です。だけどスプーンは「すうーっ」と入っていきます。この不思議な感触は是非自分でも体験してみて下さい。これなら、もう新幹線の中で買ったアイスが少し溶けるまで待つ必要はありません。(その代わり、このスプーンを持ち歩く必要はありますが。笑)

もちろんアイスに指の熱が伝わるということは、指にもアイスの冷たさが伝わるという事ですが、冷たくて持てないという事はありません。むしろヒンヤリして気持ちいいぐらいでしょうか。熱伝導のよい「アルミニウム」の特製を生かした大ヒット商品です。(見た目の工業デザインもとても優れていますので、所有する楽しみもありますね。)

ちょっとお高いスプーンですが(なんと1個3240円です。)大人気の様で、なかなか手に入りませんでした。私の場合、夏に発注して、届いたのが12月の中旬でしたからね。

今は少し落ち着いて入手可能になっているみたいですから、是非ひとつどうですか?コンビニアイスが、ちょっとリッチなスイーツに変わるかも知れませんよ。

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