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ince 21 SEP. 1997
コラム

歯医者

去年の12月から数年ぶりに歯医者へ通っています。

きっかけは、ありがちな歯が痛むからだったんですが…。

実家では行き付けのところがあったのですが、今住んでいるところでは、あまり病院の場所もよく分からず、初診として足を踏み入れるまでに構えてしまって、なかなか行けなかったんです。

でも、さすがに痛みに耐え兼ねていつも通勤中に見かけていた歯医者へ行ってみました。

すると、私が子供の頃に通っていた歯医者のイメージとは全然違い、待合室も広く、明るく、清潔感があって、液晶テレビなんかが置いてあって、ソファーの座り心地までいいのには驚きました。

しかも、診察台はブースで1台ごとに仕切られていて、ブースごとにテレビが置いてあるのです。歯の型取りで固まるまでとか、麻酔が効くまでの間には、雑誌を持ってきてくれたり。

至れり尽くせりで、もしかしたら他の歯医者も今の時代はそうなっているのかもしれないですが、私にとってはかなりカルチャーショックでした。

治療面においても、子供の頃のように恐怖心がないとか、多少の痛みには免疫が出来ているというのがあるのかもしれませんが、ほとんど痛みがないというのもうれしいところです。

麻酔用の注射針が極細だったり、レーザーを使ったりしているかららしいですが…。

私が子供の時も、歯医者がこんなだったら、あれほど他の子供の泣き声に影響されて、脅えることもなければ、苦痛でもなかったでしょう。

この歳にして歯医者のイメージが覆されたのでした。

コラム情報
タイトル
歯医者
コラムニスト
ひろひとたかぎ
掲載日
2004/3/22
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