マスター・スクーバ・ダイバーへの道(慶良間諸島)

私の目指す「マスター・スクーバ・ダイバー」は、お上手ダイバーの認定なので、沢山ダイビングを経験して「お上手」にならないといけません。そのため、初心者の私にとっては、はるか彼方の50本以上のダイビング経験が認定条件の一つになっています。

ダイビングを始めようと思ったときには、沖縄に年2~3回行って、1回行くごとに2本~4本潜って、年に8本ぐらい潜るかな?と思っていました。頑張って10本ぐらいなので、5カ年計画としたわけですね。(主人の知人にはOWを取得したものの、海外リゾートに行ったときに潜るだけなので、年2本ぐらいで、それも毎年行くわけではないので10年たっても10本潜ってない人もいるらしいです。)

ところが、実際にファンダイビングに行ってみると、一緒に潜るゲストの方々はベテラン揃い。40本~50本当たり前。100本~200本の経験はザラで、1000本に届こうかという人も居られました。それも皆さんだいたい最初の4~5年で200本潜ったとのことなので、びっくりです。5年で200本だと1年に40本。1日に2本として、年に20回も潜りに行く計算ですよね。す、すごい。

そんな人達と一緒にダイビングに行くと、私は「まだまだ」だなぁと感じます。皆さん行動が素早い。今回、参加したショップでは、ボートでポイントまで移動しますが、立派なクルーザーで約1時間のクルーズです。その間は、みんなで談笑したりしていますが、ポイントに着いたらあっという間に機材のセッティングからバディチェックまで終えて、速攻エントリーされています。講習中には、結構自分でも出来てると思っていたのに、ここでは落ちこぼれてしまいました。(泣)

エントリしてからも、大違いです。私は、ガイドさんに必死に着いて行きますが、皆さんは結構勝手気ままに泳いでいます。(もちろんガイドさんの目の届く範囲だとは思いますけど、)それこそ、優雅に水の中を漂っている感じです。なんだか水の中を、のんびりお散歩しているみたいです。(私は、水の中でジョギングしてる感じですか?笑)

と、そんなことを考えて落ち込んでいたのも最初だけ。すぐに慶良間の美しい海の虜になりました。この日の、透明度は30m~35mで、ずっと先まで見通せる感じです。こんなこと言ったら叱られるかも知れませんけど、白浜では体験したことのない、明るさと開放感でいっぱいです。

デザートイソギンチャクに隠れるクマノミです。まさに写真でしか見たことのない情景です。

「ダイビングってやっぱり、楽しい!」今回、さらにそう思いました。

OWの講習中にインストラクターの方が「ダイビング好きになったら、毎月、毎週、いや毎日でも潜っていたくなりますよ。」とおっしゃっていました。その時は、「そうかなぁ?」と思っていましたけど、ちょっと判った気がします。

私も沢山潜りに行って「お上手ダイバー」になるぞっと。

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