記憶も薄れモノクロに・・・。

2019年のコラム「EASY young3」にわが家の出窓の事を書きました。ステンドグラス風になった出窓はシールを貼った後しばらくは、窓を見ては「綺麗だな」と思い、窓から差し込んだ光を見ては「綺麗だな」と思っていました。

しかし人間の感動は長くは続かないもので、しばらくたった今ではもうあんまり感動することもありません。どうしてかなと思ったら実はこんなことになってました。

光が入るとまだ少しは綺麗です

そうです。太陽の光によって退色しほとんど青しか残っていない状況になっています。赤系の色がないとどうしても地味なので目を引かないんですよね。

想い出の中では「もっと綺麗だったよな。」と思いながら貼った当初の写真を見て「え!ここまで鮮やかだったっけ?」と思ったのも事実です。大滝詠一の唄に「想い出は、モノクローム」ってのがありますが、想い出の中の窓はモノクロームではありませんでしたけど、そこまで総天然色でも無かったですね。

さて、このシール張り替えるのか、このままいくのかそれともただ剥がすのか。退職して時間はあるんですけど、この窓の前に大きなテレビが置いてあるので、作業がしにくいんですよね。うーん。どうしようかなと思い悩んでいる間に記憶の彼方に忘れ去られるかも知れません(笑)

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